納得いかない葬儀にしないために
- 2025/01/21
1
母の葬儀では葬儀社に思ったより多くの金額を請求され、弔いの気持ちも湧きませんでした。このあと来るであろう父の葬儀でそんな思いをしたくありません。何に気をつけたらよいですか。
回答者からの回答
お母さまのときは大変でしたね。
まず、呼びたい人数がだいたいわかった時点で、複数の葬儀社に見積もりをお願いしてみましょう。以前は、余命宣告も受けていないのに葬儀の相談をするなど「縁起でもない」と言われたものですが、昨今は、元気なうちからご自身の葬儀の生前予約をする人も増え、むしろ葬儀の準備をしておくことは前向きでよいことという風潮になってきています。
見積もりを見るときには、火葬の費用が含まれているのか、別になっているのかをよく確認しましょう。火葬場の予約は葬儀社がしますが、火葬場への支払いや、待機する間の茶菓、案内人への心づけなどは、別途請求されるのが一般的です。ことに東京23区では火葬だけで10万円前後かかることも多いので、注意が必要です。
また、見積書が「一式」と合算になっているときは、会場費がいくらで、飲食がいくらで、また葬祭ホールでかかる金額だけではなく火葬場でかかる金額も知りたいということを伝え、明細のわかる見積もりを出してもらいましょう。
見積もりの明細のなかで「高い」と感じる部分について、削ることはできないのかを相談し、誠意ある回答をくださった会社にお決めになるとよいでしょう。
たとえば20~30人規模の家族葬で飲食がセットになっている場合、葬祭ホールで飲食を頼まず、半個室のような和食店や貸し切りにできる店舗でお願いすれば、移動の手間などはかかりますが、全体では費用を抑えられ、また会話する時間もたっぷりとることができる場合もあります。
2025/01/21

縁空のオケイ/勝 桂子
グルテンフリー歴8年(^^♪