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一日葬や直葬とは?
- 2025/01/21
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葬儀のパンフレットを見ていると一日葬や直葬というパッケージがありますが、イメージが浮かびません。どのような式になるのですか?
回答者からの回答
以前は、通夜の翌日に葬儀ということが全国ほとんどの地域で当然のように行われていました(地域によっては、例外もあります)。
現役社会人が昔よりも多忙になり、また会社などでは「親の介護中である」などの私生活を明かさない人も多くなっているため、近年は、遠方から来る親戚などへの配慮もあり、通夜と葬儀を1日で終わらせる形式の「一日葬」が増えました。一日葬では、午前中に通夜、お昼をはさんで午後に葬儀と火葬を行うケースが多いと思います。
また、通夜や葬儀を省略し、火葬場へ直接ご遺体を運んで火葬のみ行うことを「直葬」と称します。コロナの影響などもあり、昨今は火葬場でも簡単な儀礼をおこなうことができるところが増えたことから、直葬であっても僧侶や神職を招いて簡単に儀礼を行うケースもあります。
葬祭カウンセラー的にいえば、葬儀という用語は「葬送儀礼」を縮めたもの。「儀礼」を伴わなければ「葬儀」とはいえませんので、たとえ費用を抑えて火葬場のみで送ることになるにしても、花をたむけるなり、焼香するなり、読経を依頼するなり、なんらかの儀式を伴うようにしたいものです。
手を合わせることもなく炉に入る棺を見送るだけでは、遺体処理をしたにすぎず、あとで気持ちの整理がつかなくなってしまうこともあります。
2025/01/21

縁空のオケイ/勝 桂子
グルテンフリー歴8年(^^♪