お父さまとの最後の時間を過ごされているなかで、ふだん連絡をとらずにすんでいた異母きょうだいとの間で気を揉まなければならないご心労、お察しいたします。連絡は、メールかLINEなどでとられているのでしょうか。
民法では祭祀承継について、「慣習に従って祖先の祭祀を主宰すべき者が承継する」と定めています。以前は、多くの地域で長男が喪主になると考える場合が多かったのですが、昨今は長男が親と同居するケースも稀になったことから、一番手厚く介護をしていた人や、関係の深かった人が喪主になることが多いです。相手方ごきょうだいにもお考えはあるのでしょうが、まずは先方の意見も汲んだうえで、質問者さまがお父さまとどんな時間を過ごされているのか、余命を宣告されたときのお気持ちはどうだったのかなど、前婚のお子さまがた以上に献身的に看病などをされてきた経緯をお伝えになられてみてはいかがでしょうか。
最近まで同居していた、と書かれているので成人されているように読みとれました。年齢が下でいらしても臆することなく、お父さまとのエピソードなどをお話しになられたうえで、ごきょうだいと一緒に葬儀の相談に入りたいということを、お伝えになれたらよいと感じました。

2025/01/21